キャッシュフロー計算書/未来キャッシュフロー


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  • 売上も増加。利益もそこそこ出ているのに何故か資金が足りない!
  • 利益が出ているのに、税金を支払うための現金が無い!

こんな経験をお持ちじゃないですか?
『決算書上では会社資金に余裕があったのに~!』
と悔やんでも、いざ資金不足に陥ってしまったら・・・経営者や金融機関からの借入金に頼らざるを得ません。
そしてさらに借入金が返済できなくなれば、事業を続けることができなくなってしまいます。
このような資金不足に陥らない為にも、資金管理をすることが重要!
そこで、貸借対照表、損益計算書に続く第3の財務諸表である〝キャッシュフロー計算書〟を作成して、資金の動きをチェックするようにしていきましょう!

キャッシュフローとは、文字通り現金(キャッシュ)の流れをあらわしたものです。bne43-6.jpg
キャシュフロー計算書とは、企業が営業活動をした結果、一定期間にどれだけの資金の獲得をし、このうちどれだけを投資活動に振り分け、また株主に配当したのかといったことをまとめたものです。
また、現金主義の考え方なので、発生主義の損益計算書とは当然違ってきます。
『損益計算書などで利益が出ていても実際に使える現金残高などがいくらあるのか?』
そういったことを知るためのものが、キャッシュフロー計算書です。

弊社では、現金の流れ3つの区分にわけ、わかりやすくまとめたキャッシュフロー計算書を提供しています。
3つの区分は下記の通りです。
1.営業活動によるキャッシュフロー

本業での営業取引等においれどの程度のキャッシュを生み出しているかを表示します。日々の企業活動が反映されるので3つの中では一番重要なものといえます。

2.投資活動によるキャッシュフロー

設備投資や株式売買等、会社の将来のためにどのような投資を行っているかを表示します。 

3.財務活動によるキャッシュフロー

本業を補完すべき借入金等の財務活動で、どのようにキャッシュを生み出しているかを表示します。

この区分により単なる現金の増減だけでなく、どのような活動で現金が増減したのかもわかるようになってきます。

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 実際、運営していく上で 必要なキャッシュフローとは?

一般的に中小企業は、大企業と比べ経営が不安定と言われています。 数ヶ月先の資金繰りなどにおいても不透明な下請け会社が多いのが現状と言えるでしょう。
利益とキャッシュは一致しないと先ほど述べましたが、このままでいくと10年後・20年後ではどうなっているのだろう?と心配に思われる方も多いのではないでしょうか。
でも、もし半年先の資金の流れが予測できるのならば!
中小企業と言えども、これからは自社の経営の管理に関心を持って投資をしていかないと存続できなくなるかもしれません。そんな時に必要となってくるのが、〝未来キャッシュフロー〟です。

この未来キャッシュフローを使うことで、

  • 金利の上がる前に借入返済の前倒しができないのか?
  • 未来の設備投資のために借入金をしたい!
  • どのくらいの売上があれば借入をしないですむのか?

などと言った、日々の経営と密着した疑問に対しても解決の糸口が見つかるようになります。

未来キャッシュフローとは、収入や支出の仮の金額(例えば、1年間の経営計画に基づいた金額)を想定することで、将来の会社において自由に使える現金預金がより多く残っているような財政状態を確立するために作成するものです。
もし想定金額を達成できなくても、その予想した金額と実際の金額との差額は僅少で済み、痛手もわずかで済みます。
(ただし、想定金額達成の為に、会社にとって都合の良いようにだけ条件設定を行うことは禁物です。)

  • 社長自ら、会社の数字を知ること
  • どの時点でキャッシュがどのくらい残るのか明確な財務目標を立てること
  • 社員みんなでキャッシュの潤沢という目標達成を目指すこと
  • 事業の将来性を予測し、有益な借入や設備投資を計画すること

こういった目標のもと、未来キャッシュフローを見てみれば、よりよい事業計画のヒントになるのでは?

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